はじめに
平成も終わりを告げようとしている2019年ですが、これからは人生100年の時代です。
長い人生を生き抜くためには、生きる力を鍛えることが大切です。
「生きる力」「鍛える」と言うと大層に聞こえますが、特別なスキルが必要な訳ではありません。 日々の生活を見直すことでできるものばかりです。
私も実践中の、ちょっとした積み重ねで身につく、けれど大切な、「生きる力」を紹介したいと思います。
生活力を備える
皆さんは、料理や洗濯、掃除などの家事を一通りこなすことができますか?
一人暮らしをしたことのある方であれば、当たり前!と思うかもしれません。
でも中には、親や奥さんに任せっきりで…という方も多いかもしれません。
また、一人暮らしをしていても、料理はしないで、外食もしくはコンビニやスーパーの弁当で済ませている人も多いのではないでしょうか。
生活力を鍛えるために、家事をこなせることは大事です。
いざ、という時にお金や人に頼るのは危険です。 例え一時的に仕事を失ったとしても、料理ができれば節約もできますし、仮に特別な事情で一人暮らしせざるを得なくなったとしても、家事ができれば生活に困ることはありません。
むしろ、一人で家事をこなせないとなると、いざというときに生活がかなり乱れます。お金で解決できるのであれば問題ありませんが、そうはいきません。
お金が少なくても、一人でも、生きていける力が家事です。
健康になる
100年生きるために欠かせないのが、何と言っても健康な身体です。
健康な身体は、一朝一夕でできるものではありません。
毎日の十分な睡眠、栄養バランスの取れた規則正しい食事、日々の適度な運動、この3つさえ守っていればまずは合格ではないでしょうか。
健康を突き詰めていくと医学的な知識も必要となりキリがないですが、睡眠時間の確保は意識すればできることですし、普段から野菜を食べたりバランスの良い食事を心がけることもできます。
運動を習慣化させるためにも、普段より一駅多く歩くことや、近くの外出には車ではなく徒歩で出かけるなどをやってみることも簡単にできます。
健康を維持できるかどうかはマインドの問題と考えています。
やるかやらないか、自分で決めることなので「嫌だなー」と思わずにやってみる自制心が大切になります。
一度病気を経験したりしないとなかなかやる気になれませんが、身体を壊してからの後悔では遅いです。
いかに、普段から健康な身体づくりを意識できるか、それだけで健康に近づくことができます。
学ぶ
大人になったら学ばなくなる人が多いようです。
地球上で、温暖化と氷河期が繰り返し行われる中、環境適応した生物だけが生き残ることができたのと同じように、これからも、日進月歩の時代の流れについて行ける者が、強い存在となります。
上述した、生活力を備えるための家事や、健康になるための方法についても、自分で調べて学ぶことで、より生きる力が高まります。
目の前にあるもの、興味のあるもの、誰かが喋っていたこと、テレビで話題になっていること、 理解できないことがあれば、全てを理解してやるという気概を持って、学びましょう。
今の時代、やろうと思えばスマホ片手に学ぶことだって可能ですよね。
学びながら経験していくことで、新たな発想も生まれてくるのではないでしょうか。
現状維持を求めていても、現状維持はおろか、退化するのみです。
日々学び続ける気概が重要と考えます。
最後に
冒頭でも述べましたが、これらの力は、ちょっとした積み重ねで身につくものです。
今のうちから意識して取り組むことで、数ヶ月後、数年後には当たり前のように定着し、段違いに生きる力が身についていることでしょう。
塵も積もれば山となりますので、少しずつでも生きる力を身につけため、お試しあれ!