はじめに
「農業って面白そう。」
「最近は若い人もたくさん始めているみたいだし、やってみたいな。」
「でも、都会じゃ畑や田んぼもないし、田舎に引っ越さないと無理じゃないかな。」
いえいえ、都会に住んでいても大丈夫です!農業に少しでも興味ある方、都会でも農業はじめてみませんか?
当記事では、都会でもできる市民農園(区民農園)について紹介します。
市民農園を始めたきっかけ
僕は田舎に住んでいるので、実家の庭を使うとか、安い土地を買うとか、近所の農家に畑を借りるとか、農業を始めるにあたっての選択肢はたくさん考えられるのですが、誰にも気を遣わず自由に続けたかったので、市民農園に申し込んで農業を始めました。
市民農園ってメリットだらけ。破格の利用料で農業を経験できるし、身体動かしたり育てた野菜を食べるのも健康的で、モノづくりだからやりがいも大きい。専業じゃないので手間をかけず気軽に続けることができるのがいいですね。
— けいたろう (@keitalog1) 2018年5月29日
市民農園(区民農園)では、人気によっては抽選になりますが、申し込みが通れば、1〜2年間畑を借りることができます。年間利用料も土地を買ったり借りたりすることと比較すると、安すぎて驚くほどです。
市民農園(区民農園)のいろは
市民農園(区民農園)とは?
当サイトのタイトルにもある「市民農園」とは、一体どのようなものでしょうか。
一般に市民農園とは、サラリーマン家庭や都市の住民の方々がレクリエーションとしての自家用野菜・花の栽培、高齢者の生きがいづくり、生徒・児童の体験学習などの多様な目的で、小面積の農地を利用して野菜や花を育てるための農園のことをいいます。 このような農園は、ヨーロッパ諸国では古くからあり、ドイツではクラインガルテン(小さな庭)と呼ばれ、わが国では、市民農園と呼ばれるほか、レジャー農園、ふれあい農園などいろいろな愛称で呼ばれています。 こうした小面積の農地を利用したい人が増えていることから、自治体、農協、個人など多くの方々が市民農園を開設できるようになっています。 出典:農林水産省 市民農園とは?~事例~
歴史を遡ると、市民農園は昔から存在していたようです。
クラインガルテンに関しては、200年以上も前から関連する協会が存在していたというのですから、いかに歴史が長いか実感できます。
誰でも利用できるの?
申し込む農園に空区画があれば、基本的には誰でも利用できます。
ただ、運営者によって利用上のルールは様々かと思いますので、興味を持ったらまずは各運営者に尋ねるのが良いでしょう。
何から準備すれば良いの?
まずは申し込みを行うことです。
運営者によって募集時期や期間も様々ですので、タイミングを逃さないようまずは運営者に確認しましょう。
農園の設備や使用できる農具も決まりはありません。 駐車場やトイレ、休憩所が設置されている農園も少なくないでしょう。 農具についても貸してもらえる農園もありますが、一般的には自身で用意するのが良いでしょう。
つまり、申し込みが完了したら、後はどんな作物を育てるか考え、農具や、農作業にふさわしい服装、必要な種子や苗、肥料などの準備に取り掛かりましょう。
農業は初めてなので心配です。
農園によっては、アドバイザー(管理人)が常駐している場合もあります。その場合は、一から教えてくれると思います。
アドバイザー(管理人)がいなくとも、周りはベテランの市民農園使用者ばかりで、誰もが初めはわからない状態でスタートしていますので、話しかけると、気さくに教えてくれることが多いです。
「私コミュ障なので・・・」という方は、仕方ないですが本やインターネットで調べましょう。
ちなみに、民間で運営している「シェア畑」というサービスがあります。
首都圏が主体ですが、民間が運営しているだけあって、自治体が募集する市民農園よりも至れり尽くせりです。なんと!手ぶらで行けちゃうそうです。
最近利用者も急増していますので、おすすめです。
他に気にすることはありますか?
農園ごとに注意事項があるかと思いますが、一般的な常識の範囲内で行動できれば問題ありません。
例として挙げるなら、「他の人の農園を荒らさないでね」「ゴミや資材など置きっ放しにしないでね」「借りた農園をまた貸しないでね」「営利目的で利用(野菜の販売等)しないでね。」などの注意事項です。あくまで常識的な範囲内で行うものということです。
シェア畑のサービスもおすすめ!
近くに市民農園がある人はぜひおすすめしたい。市民農園は全国にあるし、都会だとシェア畑っていう便利な貸し農園もあるから、ちょっとした農業始めるのにハードルも高くないんですよね。
— けいたろう (@keitalog1) 2018年5月29日
市民農園(区民農園)を借りてみたは良いものの、何をどうすれば良いかわからないし、教えてくれる人もいない。
こういった状況だと、続けるのが苦になってしまいます。
そんな人には、株式会社アグリメディアという民間企業が運営している「シェア畑」というサービスもおすすめです。
農具は借り放題、わからないことがあればアドバイザーに教えてもらえて、手ぶらで行き帰りができるので、初めての人や力がつくまで誰かに教わりたいという人は、市民農園(区民農園)より利用料は高いですが、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
※「シェア畑」無料見学の申し込みができます。
最後に
私も市民農園を借りて2ヶ月経ちますが、畑を耕すことから始めて、さつまいもを植えたり、とうもろこしの芽が出たことに感動したりしながら、楽しく農活をやっています。
日本全国、あらゆるところに市民農園(区民農園)がありますので、まずは騙されたと思って探してみて下さい。
そして少しでも興味があるなら、ぜひお試しあれ!