けいたろうの田舎暮らし

日々の体験談や思ったことを綴る、雑記ブログです。

市民農園やシェア畑での、野菜の収穫量はどれくらい?実際の事例を基に紹介します!

はじめに

市民農園を始めたいと思っていても、始めるまではイメージが湧かないと思います。

 

始めてみたものの、全然野菜が獲れなかったら嫌だな… 畑もそれほど広くないし、それほど野菜も獲れないだろう…

 

そんな疑問を解決し、少しでも市民農園をやってみたいと思う人が増えて欲しいので、市民農園で獲れる野菜の収穫量について紹介します。

 

 

 

野菜を育て収穫するための「畝」

市民農園では、畑にもよりますが10㎡~30㎡の面積の中で野菜を育てることになります。

 

野菜を育てるためには、まず土を盛り上げて幾筋もの「畝」を作ります。 土を盛り上げるのは、通気や水はけを調整するためです。

 

この畝の面積が野菜が育つ場所となり、畝の間は通路や作業場として使います。

 

作物を植える前の畝はこのような形です。

 

市民農園やシェア畑での、野菜の収穫量はどれくらい?実際の事例を基に紹介します!

 

野菜の収穫量は?事例を紹介

では、実際に1区画でどのくらいの野菜を育てることができるのでしょうか。

シェア畑における収穫量の事例

まずは、手ぶらで行けるサポート付き貸し農園【シェア畑】 の事例を紹介します。

一区画で、どれくらいの野菜が収穫できますか? 

天候などによってばらつきはありますが、10㎡の区画の場合、おおよそミニトマト160個、きゅうり100本、なす100個、ピーマン60個、枝豆600さや、人参50本など、15品目程度の野菜がたくさん収穫できます。(気候その他の諸条件により収穫量は変動します。上記の個数はあくまで目安であり、最低の収穫量を保証するものではありません。)

出典:シェア畑 よくある質問

 

 

ベテラン市民農園における収穫量の事例 

以前、農業初心者必見の本を紹介:斎藤進 著「もっと上手に市民農園―4.5坪・45品目 小さな畑をフル活用 (コツのコツシリーズ) 」の記事にて紹介しましたが、著者の斎藤進さんは、14~15㎡で野菜がひしめき合いながら45品目を育てているベテランです。

 

ここまでいくとレジェンド級ですが…まずは、10㎡あたり10~15品目を目指して始めるのが良いでしょう。初めから多くの野菜に手をかけるとなると、大変ですからね。

 

初心者(私)市民農園における収穫量の事例

2018年4月から市民農園を借りて、畑を始めました。

 

それまでは家のベランダでミニトマトを育てて枯らしてしまった経験しかなく、それ以外では家庭菜園すらやったこともない中で市民農園での栽培をスタートしました。

 

借りた畑の大きさは約20㎡(4m × 5m)で、作物の配置は図のようにしました。

 

市民農園やシェア畑での、野菜の収穫量はどれくらい?実際の事例を基に紹介します!

 

この中でも、始めてだったので栽培に成功した作物と失敗した作物がありますが、全部で収穫量は以下のようになりました。

 

栽培に成功した作物

オクラ:181本

モロヘイヤ:19束

空心菜:27束

さつまいも:35本

里芋:約100個

 

栽培に失敗した作物

とうもろこし:ヤングコーン6本と、歯抜けとうもろこし4本。

ミニトマト:固くて不味いのが5~6個だけ。残りは処分。 

 

コンパニオンプランツなので未収穫

赤しそ、枝豆、バジル

 

 

いかがでしょうか?

 

私としては、思ったよりたくさん獲れた印象です。

どれも購入すると、そこそこ高い金額になるので、市民農園であまりお金をかけずにここまで 収穫できたのは大きな喜びでした。

 

とうもろこしとミニトマトが失敗しなければ言うことなかったのですが…初めての栽培なので仕方ないです。

 

上手くやればもっと収穫量は増えるのですが、農業1年目の初心者がやると、収穫量はこのくらいという点で、わかりやすい指標にして頂けるのではないでしょうか。

 

参考までに、育てていた時の畑の様子はこちら。

市民農園やシェア畑での、野菜の収穫量はどれくらい?実際の事例を基に紹介します! 

 

育てた作物の様子も記録していますので、どんな作物を育てようか悩んでいる方は参考にしてみてください。

 

  

最後に:狭くても多くの収穫量を実現できます。

農業に興味を持たれている方、市民農園はおすすめです!

本格的に農業を始めなくとも、安い資金で農業を学ぶことができます。

 

都会に住まれている方は、手ぶらで行けるサポート付き貸し農園【シェア畑】 もおすすめです。

ぜひ、農業に取り組んでみて下さい!