はじめに
生活に欠かせない電池ですが、ワイヤレスのマウスやキーボード等、日頃から頻繁に使うような家電の場合、すぐに消耗してしまいますので、何度も買い換える必要が出てきます。
10年以上も前から、何度も繰り返し使えて便利な充電池を使っているのですが、つい最近、100均でも充電池が販売されていることに大変驚きました。
充電池をおすすめする理由と、購入した100均の充電池について紹介したいと思います。
電池の用途
そもそも家庭で、電池をどのような用途に使っているか、ざっと挙げてみたいと思います。
単三電池の用途
ワイヤレスキーボード
ワイヤレスマウス
体重計
子供のおもちゃ
単四電池の用途
掛け時計
テレビのリモコン
ブルーレイレコーダーのリモコン
シーリングライトのリモコン
エアコンのリモコン
ひげトリマー
バリカン
子供のおもちゃ
挙げるとたくさんありますね。
使い捨て乾電池、手軽だけどもったいない
消耗頻度が高いとコストもかかる
マンガン電池やアルカリ電池といった乾電池は、消耗品なので何度も買い換える必要があります。
掛け時計やリモコンについては、購入時の付属品で何年も持続するので買い替える頻度がかなり少ないですが、パソコンのキーボードやマウス、子供のおもちゃに至っては、プラレールや音が出る絵本、戦隊シリーズのおもちゃ等々、電池を使うものばかりです。。
乾電池は処分が面倒
使い捨て乾電池は不燃ゴミです。 捨てるのが簡単な自治体であれば問題ないですが、個別に申込をするなど、手続きを取らないと捨てることができない自治体も多いです。
日頃から、消耗した電池をまとめて保管する仕組みがあれば困りませんが、場合によっては、新しい電池と使いかけの電池と消耗した電池がごちゃ混ぜになって、わからなくなることも良くあるのではないでしょうか。
このように、使い捨て乾電池の保管や捨てる手間がかかることが、デメリットです。
充電池はコスパ抜群でおすすめ
交換頻度が多い電化製品については、断然充電池がおすすめです。
充電するために充電器が必要なので、初期投資が必要ですが、使う電池が多く交換頻度も多い程お得ですぐに元が取れます。
ちなみに今使っている充電器と充電池は、単3も単4も合計4本まで同時に充電できるタイプのBQ-CC55を使用しています。
充電しながら、ランプの色によって電池の充電容量がわかるようになっています。
写真は、空っぽの電池を充電し始めたばかりなので、赤色です。
買い足しでどんどん増えていったのですが、使っている乾電池の種類はこちらです。不具合など一度もなく信頼できるのでPanasonic製を愛用しています。
100均の充電池を買ってみた!
Panasonic製品を愛用していたので普段はあまり気にしていませんでしたが、ダイソーやセリアでも、充電池を売っているという情報を入手し、早速買ってみることにしました。
充電池は価格に差はあれど、200円~300円前後が平均単価ではないでしょうか。
でも、100均なのでダイソーやセリアでは1個100円です。安い!
ダイソーの充電池「ReVOLTES」
ダイソーの充電池はこちら。
商品そのものと関係ありませんが、上手く開封できない。。。
パッケージに裏側の紙がくっついたまま剥がれてしまい、肝心な中身が取り出せません。
爪で無理やり剥がして取り出しました。
安いので気にしませんが、小さなストレスでした。
セリアの充電池「VOLCANO NZ」
セリアの充電池はこちら。
開封のしにくさは変わらず。。。
ダイソーと同様、パッケージに裏側の紙がくっついたまま剥がれました。
きっとこれが100均品質なのでしょう。
そう、肝心なのは中身ですよね!
性能比較
愛用しているPanasonic製の充電池と100均の充電池では、充電容量と充電可能回数にどんな違いがあるのか、ざっと比較しました。
<単三>
eneloop(スタンダードモデル):充電容量1,900mAh、充電可能回数約2,100回
EVOLTA(お手軽モデル):充電容量1,000mAh、充電可能回数約4,000回
EVOLTA(スタンダードモデル):充電容量1,950mAh、充電可能回数約1,800回
ReVOLTES:充電容量1,300mAh、充電可能回数約500回
VOLCANO NZ:充電容量1,300mAh、充電可能回数不明
<単四>
eneloop(スタンダードモデル):充電容量1,300mAh、充電可能回数約500回
EVOLTA(お手軽モデル):充電容量650mAh、充電可能回数約3,000回
EVOLTA(スタンダードモデル):充電容量780mAh、充電可能回数約1,800回
ダイソー:充電容量750mAh、充電可能回数約500回
セリア:充電容量750mAh、充電可能回数不明
100均だけに、さすがにトータルの性能は劣りますが、容量十分で充電回数が500回もあれば十分ではないでしょうか。
充電池のデメリット
初期費用がかかる
充電池は、使い捨て乾電池より単価が高いです。
リモコンや時計のような電池交換の頻度が極端に少ないものしか使わない人には、最初に高い費用を出して買う必要もないので、向いていないと言えます。
充電完了まで待たないといけない
使い捨て乾電池の場合は、単価も安く交換が必要になるので予備を持っておきますが、充電池の場合、電池切れになっても充電すれば良いので、必要最低限の数しか持たなくとも問題ありません。
ですが、電池切れとなった際に、満充電できるまで待たないといけません。すぐに使いたいのに使えない…なんてことにもなりかねないのが充電池です。
単価が高いですが、予備を持っておくことが望ましいですね。
100均の充電池の活用方法!
使ってみた感触としては、単価が安い割に、使用する分には他社製品となんら遜色がありません。
メインとして使うこともできますが、役立つ場面は次の2つじゃないかと思います。
用途を決めて使う
家電製品だとACアダプタがついていてコンセントに差して使うことができますが、子供のおもちゃは安全性が考慮されているからか、とにかく電池が必要なものばかりです。
しかもおもちゃはすぐに電池が切れるので交換頻度もかなり高いくせものです。たくさん必要で交換頻度も高いとなれば、安い方が望ましいので、よほど高価なおもちゃでない限り、100均の電池が活躍します。
我が家でも、Panasonic製の充電池はワイヤレスキーボードやマウス等、おもちゃ以外の用途で使用するようにしています。
トーマスとパーシーのプラレールを持っていて、Panasonic製と100均の充電池をそれぞれ使って速さを試しましたが、特に遅いといったこともありません。それくらい100均の充電池は品質が高いと言えます。
このように、よく使うもので交換頻度が高いものに用途を絞って使うというのが、望ましいのではないでしょうか。
予備として持つ
前述の通り、充電池のデメリットは、予備がない場合に満充電まで待たないといけないことです。
予備があれば使い捨て乾電池と同様すぐに交換して使うことができますが、単価が高いというのも充電池のデメリットです。
ですが、ReVOLTESやVOCANO NZは1個100円です。100均であれば、予備として持っておくには安いので納得できるのではないでしょうか。
品質にどうしても不安が…という人にとっては、予備として必要な時だけ一時的に使うという方法は望ましいのではないでしょうか。
最後に
電池を使う場面はまだまだ多いので、これからも充電池は活躍してくれることと思います。
一度購入すれば、今後は買いに行く手間も省けますし、何と言ってもコスパが高く便利です!
調べてみると、色んなメーカーの充電池があり選ぶのに迷ってしまうのですが、100均をはじめ、BonaiやROWAといった充電池も総合的な性能が優れていて評価が高いようなので、気になる方は比較検討してみてはいかがでしょうか。
ぜひ、お試しあれ!