はじめに
住んでいるマンションのベランダに、カラスがやって来ました。
手すりに糞を落とされてしまいました。しかも掃除しにくい外側にまで付着し…最悪です。
鳥の糞ってかなり厄介で、悩まされている方も多いのではないでしょうか。
車に落とされることがありますが、放置しておくとボディの塗装が劣化すると言いますし、ベランダに落とされた糞も、放っておくとアレルギーや病気感染のリスクを伴います。
ハトが多い公園なんかもありますが、糞の問題が大きくなっている自治体もあります。
病気のリスクもそうですが、我が家を綺麗に保ちたい！
なので、鳥にやられてたまるか！ということで、鳥害対策を考えます。
カラス・ハトの習性 ～なぜベランダにやって来る？～
鳥の世界は弱肉強食です。 自分の身は自分で守らなければなりません。
そのため、カラスやハトは、常に安全な場所を探しています。安全な場所で繁殖しようとするからです。
何かに囲まれている場所、近くに水やエサが入手できる場所を好みます。マンションのベランダは、頻繁に人が行き来することはないけれど、天敵が少なく住みやすいということで、ハトなんかが狙ってくる傾向があります。
何度か下見をする習性があるため、安全とわかれば何度でも来ますし、最悪巣を作り住み込みを始めます。巣を作られてしまうと、駆除するのに手間もかかり非常に厄介です。
私のマンションのベランダにカラスがやって来た理由として考えられるのは、ベランダにまとまった量のサツマイモを置いていたことです。かなり敏感なようで、匂いを察知してか食べ物を置いているとすぐに寄ってくるようです。
どんな対策が有効か？
とにもかくにも、ベランダが安全でない場所と知らせることが一番有効です。カラスやハトがやって来る度に、住人が出て行って追い払うのが一番有効ですが、ベランダを常時見張ることは難しく、現実的ではありません。
ということで、有効な策を探してみます。
天敵がいると思わせてビビらせる
一つ目は、恐怖心をあおる方法です。
天敵となる動物や鳥を配置することで、遠目からみて「あそこはヤバいな…」と思わせます。
空気をいっぱいに入れず、少ししぼませた状態で飾るのが効果的のようです。ぐったりして動かないカラスがいると、鳥も本能的に「あそこはヤバい…」と感じ、来なくなるようです。
カラス以外に、トラもあります。「カラスを飾るのは生理的に無理…」という方やユニークさを追求する方におすすめです。値段もお手頃です。
ベランダに留まれないようにする
偽物のカラスやトラを配置していても、カラスやハトは良く観察しているので、時間が経つと安全と認識してやって来ることがあります。
そこで、そもそもベランダに留まれないようになる対策も必要と思われます。
完全にシャットアウトするならこちら。
長さが50mありますので、ベランダに合わせて、サイズ調整できます。カットして組み合わせれば、ベランダ内の侵入を完全に防ぐことができます。
ネットなら、空き巣の侵入対策にもなりますが、少し見た目が物騒です。もう少し見た目をすっきりさせるなら、手すりに留まれないようにする対策が有効です。
ハトッパーという製品です。
手すりの端に洗濯ばさみのようなストッパーを付け、その間にテグスという細い糸を張ります。カラスやハトは、羽や身体に糸が当たるのを大変嫌がるので、とても効果があります。
ハットラップという製品です。
ハトッパー同様、テグスを張る商品です。ステンレス製品だと、雨風でいずれ錆びてしまいそうかなという心配だったので、留め具がプラスチック製品となっています。（バネは金属です。）また、見た目がすっきりしています。
カラスやハトは、まず手すりに留り、ベランダ内が安全かどうかを確かめてから中に侵入しようとします。ですので、手すりだけの対策でもかなり有効と思われます。
まとめ
何が有効かは、住んでいる地域によっても異なると思いますので、実際に試してからでないと効果を実感するのは難しいと思います。
私は、ハットラップを試してみようとポチっと購入してみました。
届くのが楽しみですが、実際の取付けや効果について改めてレビューできればと思います。
一戸建てで範囲が広く対策が難しい場合や、市販の商品を試したけど全然効果がなかった、なんていう場合には潔く専門業者に依頼するのもアリです。
ハトの被害なら【鳩110番】 
という業者が実績豊富で安心です。
悩んでいるならすぐに電話相談し、現地調査してもらいましょう！
